サークル - curated by Flavio Scaloni

A curation by Flavio Scaloni, Gallery Manager at Galerie Lo Scalo - 円は芸術において、無限、完全性、そして完成を象徴する、永遠かつ力強いシンボルです。地に足のついた正方形とは異なり、円は天上、精神性、そして時間の循環性と結び付けられています。心理学的には、その完璧で途切れることのない形は、調和、保護、そして限りない流れの感覚を呼び起こします。こうした本質的な象徴性こそが、円を文化や歴史の境界を超越する、心を惹きつける主題にしているのです。 円は20世紀の抽象表現において中心的な存在でした。ソニア・ドローネーをはじめとする芸術家は、同心円を用いて色彩と動きを探求しました。1950年以降、円はオプ・アートやミニマリズムの芸術家にとって主要な表現形式となりました。フランク・ステラは、1960年代後半の「分度器シリーズ」をはじめとするシリーズで、円弧や同心円を巧みに用い、非具象絵画と純粋幾何学を探求したことで知られています。円に対する異なるアプローチは、カラーフィールド・ペインティングの重要人物である画家ケネス・ノーランドの作品に見られます。彼は1960年代初頭の「始まり」(1960年)などの作品で、標的や同心円を用いて、色彩の相互作用と配置による光学的効果を探求しました。本コレクションは、円が持つ深遠で尽きることのないインスピレーションを称えるものです。

25 作品

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